最近、増えている病気です。日本人の食生活の変化、脂肪摂取の増加、あるいは、繊維質摂取の低下が 関係していると言われています。
 診断のための検査方法として、大腸レントゲン検査と、内視鏡検査が あります。当院では、原則的には、大腸レントゲン検査を行っています。この理由は、いずれの検査でも 大腸がんの発見率にあまり差がないことと、それぞれ長所、短所がありますが、なんと言っても、 患者さんの苦痛が、レントゲン検査のほうが少ないことがあげられます。大腸ポリープは、1センチ以下 のものは、ガンではない腺腫といわれるものがほとんどですが、いずれガンとなることが多いので、 早めに内視鏡で切除するようにします。
 胃にも胃ポリープなるものが存在しますが、こちらは、 あまりガンになることは有りません。

以上の内容は、一般的診療について述べたもので、個々の患者さんに
全ての内容が当てはまるとは限りません。
当院では、それぞれの患者さんに合わせた、検査や治療を行っております。