慢性胃炎も日本人に多い病気ですが、症状は、人によりけりで、かなり幅があります。症状があまりない 場合は、必ずしも治療の必要はないと思われます。
 慢性胃炎の原因として、ヘリコバクターピロリと言う 胃の中に棲む細菌の研究が盛んに行われていますが、現在のところ、必ずしもこれらの細菌の除菌は、 必要とは言い切れません。診断には、内視鏡検査が必要です。
 慢性胃炎の内服薬は、当院では、常時 10数種類を用意して、患者さんそれぞれにあわせて調整しています。
 胃ポリープは、胃の中にできる「いぼ」のようなものですが、あまり悪性化しないので、ごく小さい ものは経過を観察することとし、1センチ程度になったら、当院で内視鏡を使って電気的に切除しています。(内視鏡的ポリペクトミー術)

以上の内容は、一般的診療について述べたもので、個々の患者さんに
全ての内容が当てはまるとは限りません。
当院では、それぞれの患者さんに合わせた、検査や治療を行っております。